スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
line

摂食障害でお悩みの方へ 奈良県精神保健福祉センター

摂食障害でお悩みの方へ
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-2008.htm
    ~神経性無食欲症(拒食症)と神経性大食症(過食症)~

1.増えている現代の病、「摂食障害」

●摂食障害には、神経性無食欲症(いわゆる拒食症)と神経性大食症(いわゆる過食症)があります。
 摂食障害はダイエットをきっかけとして始まることが多いのですが、神経性無食欲症は太ることが怖くて、食事を普通に食べることができなくなり、どんどんやせてしまうという病気です。一方、神経性大食症は気晴らし食い(過食発作)が自分では止められなくなり、太らないように故意に嘔吐したり、常に食物のことが頭から離れず抑うつ的になったりする病気です。

●思春期、青年期の子どもたちを中心に増えてきています。
 いろいろな調査で、近年の摂食障害の増加が明らかになってきます。平均発症年齢は18歳で、高校生から20代前半の女性に多く見られます。しかし、小学生での発症例や男性例も増えてきています。摂食障害全体の5~10%が男性であると言われています。

●様々な要因が複雑にからみあって、病気が生じます。
 以前は、母との心理的葛藤や、大人になることを無意識に拒む成熟拒否などの心理要因が重要視されていましたが、原因はそれだけではないようです。神経質で几帳面すぎるというような本人の性格的要因や、家族や学校での心理社会的ストレス要因、さらに内分泌系や中枢神経系の機能の乱れという身体的要因も複雑に関係します。また近年のやせていることが美であるというダイエット賛美の風潮も、拍車をかけているようです。


2.際限なくやせようとする神経性無食欲症

●ダイエットから始まります。
 ほとんどの場合、ダイエットを目的とした食事量や制限からやせ始めます。やせが進んでもなお太ることを恐れて、サラダや果物を中心とするような極端にかたよった食生活を続けます。その結果さらにやせは進み、空腹感すら感じなくなり、月経が止まったり、栄養障害が深刻になったりします。

●自分が病気だとは、あまり思っていません。
 やせが10kg、15kgと進んでもダイエットをやめようとせず、周囲は心配しますが、本人は深刻に考えようとはしません。毎日体重をはかり、前日より少しでもやせていれば機嫌は良く、運動をするなど活動的に過ごします。本人は病気だという意識が弱いため、病院の受診を勧めても強く拒みます。

●様々な食行動異常を伴います。
 自分は食べないのに食事には関心が強く、高カロリーの料理を作って家族に食べさせようとします。またダイエットを続けている間にも、過食(気晴らし食い)や隠れ食いを伴うことがあります。過食が頻回になって自分では止められなくなり、神経性大食症に移行していく例も少なくありません。


3.過食と嘔吐を繰り返す神経性大食症

●やせたい、という気持ちは同じです。
 神経性大食症の場合も、最初はダイエットから始まることが多いのです。そのうち気晴らし的に過食をするようになり、過食を自分の意志で押さえきれず病気に発展します。ある調査によると、゛気晴らし食い″は、一般の女子高生の7.5%、女子大生の8.3%に認められ、それだけで病気というわけではありません。

●夜に自室でこっそり、気晴らし食いをします。
 家族との夕食の後、自室にこっそり持ち込んだ大量の食物をむちゃ食いします。満腹でそれ以上は食べられなくなるまで食べ続け、途中で止めることはできません。多くの場合、食べ終わるとすぐに、自室やトイレでのどに指を入れて、食べたものを嘔吐します。吐物を自室に隠していたり、下剤を常用する例もあります。

●うつ状態や自傷行為などを、しばしば伴います。
 やせたいと思っているのに、自分の意志で過食を押さえることができないため、自己嫌悪に陥り、抑うつ的になりがちです。自傷行為や自殺を企てたり、暴力や引きこもりを示すことも少なくありません。また窃盗(特に食物)や性的問題行動などを起こすことがありますが、これらの問題行動は病気の回復とともに消失するので、摂食障害の症状であるとみなされています。


4.摂食障害の治療

●神経性無食欲症の治療
 やせが進み栄養障害が心配されるような場合は、診断・治療のために、病院を受診することが必要となります。まずは小児科や内科を受診することが一般的ですが、身体症状が深刻であれば、入院治療が必要となります。
 また、1病気であるとの認識が乏しく、治療意欲がない、2抑うつ、興奮などの精神症状や問題行動を伴う、3過食が頻回にある場合などは、心療内科や精神科での治療が必要となります。
 
●神経性大食症の治療
 様々な問題行動や精神症状を伴うことが多く、心身両面への治療が必要なため、心療内科や精神科での治療が望まれます。特に問題行動(自傷、盗癖、暴力など)や精神症状(抑うつ、不安、興奮など)が激しい場合には、一時的な入院も含めた精神科での治療が有効です。
 神経性大食症では、摂食を制御できないことを自分でも何かおかしいと感じることが多いため、神経性無食欲症に比べるとスムーズに病院を受診するようですが、家族の理解、協力は欠かせません。

●摂食障害の予後
 ある中期予後に関する調査では、治療開始から5年後に治癒あるいは軽快していた比率は、神経性無食欲症で
80%、また神経性大食症では45%でした。 
 神経性無食欲症では、治療の進展に伴い体重が回復し、月経も戻ります。多くの例では、おおむね20歳代半ばには落ち着くようです。また神経性大食症では回復過程にもう少し時間がかかりますが、治療により精神面の成長と安定を得た後に、食行動異常も少しずつ落ち着いていきます。
 いずれにせよ、治療は辛抱強く続ける必要がありますから、家族の病気の理解と治療への協力がとても重要です。

お問い合わせ精神保健福祉センター
〒633-0062  桜井市粟殿1000
(桜井総合庁舎内)

精神保健福祉センター  TEL : 0744-43-3131
http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-2008.htm


・・☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆
公衆衛生ネットワーク 公衆衛生ネットワーク危機管理Goods 公衆衛生ネットワークBooks 切明義孝の公衆衛生情報 切明義孝の健康日記 切明義孝ブログ 切明義孝の新型インフルエンザ関連情報 切明義孝の新型インフルエンザ対策マニュアル&グッズ 切明義孝の健康危機管理グッズ 切明義孝のおすすめ書店 切明義孝のメンタルヘルス情報 切明義孝のホームページ 切明義孝のたばこ文書管理保管センター 切明義孝の万福ダイエット 切明義孝の禁煙情報 切明義孝の健康寿命の計算 公衆衛生ネットワーク 健康と医学のメーリングリスト 公衆衛生ネットワーク Public Health Network in Japan ,Since 2000 たばこ文書保管管理センター Tobacco Documents Archives
*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆・・

関連記事
スポンサーサイト
line
line

comment

管理者にだけ表示を許可する

line
line

FC2Ad

line
検索フォーム
line
メンタルヘルスの本
おすすめ書籍
line
最新記事
line
月別アーカイブ
line
カテゴリ
line
プロフィール

Author:phnet
FC2ブログへようこそ!

line
ブロとも一覧
line
RSSリンクの表示
line
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

line
QRコード
QR
line
リンク
line
sub_line
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。